心はのんべんだらり主婦

育児、出産、妊娠、家族、交友…あれこれ体験コラム

出産レポート③いよいよ出産…!地獄のいきみ逃し。そしてベビー誕生!

こんばんは。

 

さて出産レポ続きを投稿します。

ちょっと長いですがこれで最後!

 

人生イチ(だとその時は思ってた)痛みを

ひたすら我慢して部屋移動へ!

 

進展してくれるか?

この痛みから早く解放されるか…?

無事生まれてくれるのか…

 

 

前回からの続きです。

 

↓↓↓

 

 

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出産当日(39w4d) 12:30~

回復室という部屋に移動。陣痛室と同じような部屋かな。聞けばその日は私が陣痛5人目らしかったので、部屋がなかったのかも?

またNST付けながらひたすら痛みに耐える。赤ちゃんの心拍音がずっと聞こえてるんだけど、赤ちゃんは変わらず元気そう。こんな痛い状況の中でお腹の赤ちゃんはどんな状態なんだろうと素朴に思う。でも赤ちゃんもきっと頑張ってるんだろうな…一緒にがんばろーね…!!

………なんてことを思う余裕は正直全くなかった。(笑)

もうこの辺からは携帯いじる余裕もなくなった。何とか夫に部屋が移動したことだけを連絡して、それからは地獄のような時間の始まり。

ここからの痛みがもう本気でやばい。

変な声が外に聞こえたらやだなとか思ってたけど、そんな恥じらいは皆無、絶叫の連続。

「いっったぁぁぁぁあああ!!!!」「ぅあ"ぁあああ!!!!」て感じ。声出さずはいられなかった。(←ダメな例)

 

 

13:30~

この辺からはもう意識も朦朧として記憶が曖昧。

助産師さんだか院長先生だか来て、陣痛が中途半端ということで促進剤を投与することに。

選択権なんかないんだけど、促進剤使ったらさらに強い痛みくるんかなとか、回数増えるんかなとかそんなイメージでちょっとだけ怖かった。 もちろん長引くよりはいいんだけど、今すぐこの痛みから逃れたい私としてはこれ以上の激痛はとにかく勘弁としか思ってなかった。ま、結局痛みはどんどん増してくんだけど(笑)

そして夫が到着。もう応答する余裕もなく。唸り声、絶叫、死にかけの私を見てどう思っただろう。なんか、「これはまじでやばい」みたいな顔をしてた気がする(笑)

とりあえずすぐに手を握ってくれて、辛いね、頑張ろう、みたいな声掛けしてくれた気がする。飲み物とかもちょいちょい飲ませてくれた。

後日談だけど、私が痛いと叫んでるのが、夫からしたらもうどうしようもないから一番心が痛かったと。飲み物とか腰をさするとかボール当てるとかそんなことは出来るけど、この痛みだけは分からないから、、てことらしいです。そうだよね。

でも私はとにかく痛いと叫びまくってしまった。本当に痛すぎるから(泣)しかも、夫来てからはより一層我慢が出来なくなり、痛みが来たら夫の手を握りつぶし、夫に暴行を加え、体を捩りながらベッドをバシバシ叩きまくり、とにかく暴れてた。。。

この辺からいきみたい感覚も出始めて、でも子宮口全開になるまではいきめないので、いきみ逃しというものをしないといけない。辛すぎてナースコールして助産師さん来て夫にここ押さえてあげてみたいな指導が入り、夫が必死に私の肛門あたりを押さえてくれた。

なんか物足りないと私は「もっと!!!もっと押さえて!!!怒」とか言ってた気がする。

この状態が恐らく1時間半くらい続いた。本当に地獄だった。辛すぎて泣きたかった。でも決して泣かない、やめたいとか無理とか弱音は吐かないと決めてた。言ってたかもしれないけど(笑)

 


多分14:00~14:30?

本当に耐えられなくなってナースコール。1度助産師さんに内診してもらう。この激痛の中の内診がまたさらに激痛に拍車をかける。

この時子宮口7~8センチと言ってたかな。

あと2センチ…!!!どうしたら開くんだよ…!!!!

内診の時ってもちろん仰向けになって股を開くわけだけど、痛みを耐えるのにこの姿勢はかなりキツくて、でも助産師さんは容赦なく私の体を揺さぶってくるので、「やめてええええ!!!!」と心の中で叫んでた。さすがに声には出さず「いいいぃぃいい!!」て耐えてたけど。

助産師さんに「声出しちゃだめだよー、痛みきたら息吐いて吐いて!ふぅぅぅぅっ」と言われるけど、頑張ってやるけど辛すぎて、思い切り「ふうううう!!!」て声を出す。

呼吸法が大事ってことは、母親学級でも習ったけど、実際は痛過ぎてそれどころではない。でもやっぱりこの呼吸は大事らしい。

夫も一緒に呼吸を合わせてくれて、誘導してくれてそれがかなり助かった。

また少しこの状態が続く。途中暴れ過ぎて促進剤の点滴が外れる。(笑)

 


14:50~?

院長先生が来て、内診される。「うーん、よし、もういっちゃおうか」みたいな会話を助産師さんとしてたかな、それで子宮口グッリグリされてこれがまたほんっとに激痛!!!「はいーちょっと我慢してねー、息吐いて吐いてー」と言われるけど、痛いよ先生!!!何してくれんの!!!!て感じ。なんかもう腰全体が砕かれる痛み。これで痛さ増した気がするし。。

多分、子宮口を一気に開かせてくれたのかな、なんか刺激してくれたんだと思う。

で、ちょっとして分娩室に移動することになった。

やっと…!やっと分娩室に行ける…!!希望の光が見えた気がした。

 


15:00~?

分娩室へ移動。痛みが治まる瞬間に歩くけど辛い。辛いけど分娩台は自分で上がってねーと指示される。これだけで一苦労。。

分娩台に上がったものの、実際はまだ子宮口が全開になり切っていなかったらしく、またしばらくいきみ逃しをする。どのくらい我慢してたかは分からないけど、かなり痛くていきみたい感覚も強くて半分勝手にいきんでたかも。。いきみ逃しは辛いと聞いてたけど、本当だった。これのことか…って実感。

で、ようやくいきみの許可が降りる!もういきめるなら間近?!なんて思ってた。でも甘かった。

痛みが来たら、うんち出すように、肛門の方に力入れて!と言われる。足を踏ん張って、腰を浮かせると私は力が入りやすかった。力の入れ方合ってるのかどうか分からなかったけど、いいよいいよーと言われた。

でも、激痛がきてるのに力を入れなきゃいけないのがこれまた辛い。。しかもものすごく疲れる。

そして、赤ちゃんは大きいことは分かってたけど、やっぱりスルッとは出てこない。何回いきんでも、出てくる気配がない。

助産師さんはいいよいいよー、だんだん頭見えてきたよーなんて言ってたけど、どれだけいきんでも出てくる気配がなくて、疲労が半端なかった。

とにかく痛いし、もういきむのもやめたかった。でもいきんでいきんで!と言われる。いきまないと赤ちゃんは出てこないの分かってるけど、もういきみたくない!この痛みから解放されるならもう何でもいいよ!お腹切ってもいいよ!早く出して!!(泣)と思ってた。

早い人は3、4回いきんだらとぅるーん!て出てくるとか聞いてたけど、私は何回いきんだか分からない。いきむ度に絶叫。また何回か点滴が外れる。(笑)

頭見えてきてるよー!このくらい見えてきてるよー!とか言われるけど、さっきからそればっかで全然進んでない!!!(泣)

もう全体的に痛くて感覚麻痺してるけど、何となく赤ちゃんの頭が下に降りてきてて、でっかいものが詰まってるような感覚はあった。ただ進んでる感じはしてなかった。

で、しばらくしてようやくまた院長先生が来て、会陰切開することになる。もういよいよという感じらしくて、助産師さんも3、4人体制。

どのタイミングか分からないけど、鋭いもので切られた感覚がちょっと分かった。違う種類の痛みを感じたけど、陣痛の痛みでもはや感じない。

切開したら、はいもう力抜いていいよー!息吐いてー!と言われる。でもまだ出てこない。

またちょっといきんで!と言われて、同時に助産師さんが私のお腹を押してきて、そしてまた力抜いていいよー!と言われ、どっちやねん!て思いつつ、ふううぅっとしてたら、ついにどぅるん!と赤ちゃんが出てきた。

 


16:58

おんぎゃぁっ!ついに、赤ちゃん誕生!

「出てきましたよ~!おめでとうございます!」

赤ちゃんが出てきた瞬間に痛みはサーっと引いて、「あ…産まれたんだ…」って意外にも冷静な自分がいた。もっと感動するかと思ってたけど、それよりも激痛から解放された喜びの方が断然大きかった。

胸の上に手を置いてと言われて、その上に赤ちゃんを乗せて貰った。なんかシート越しだったから落としそうで怖かったけど、赤ちゃん泣いてる…生きてる…あぁ…やっと会えたね…て。この子が私のお腹の中にいたんだぁ…と実感。

で、すぐ連れてかれたので、あとはもう放心。

胎盤を出すためにもう一度軽くいきんだ気がするけど、胎盤はあっさり出てもう感覚はよく分からなくなってた。とりあえず終わったんだ…ただただそれだけ。

その後会陰切開された部分を院長先生に縫われる。夫とか他の助産師さんも出てっちゃってたから、院長先生に縫われながら2人きり(笑)

なんか会話したけどもう覚えてない(笑)

とりあえず無事産まれてよかったです…みたいな会話をしてたと思う。

 


そのあと赤ちゃんとまたご対面。夫と、いつの間にうちの家族も既に勝手に来てて(確か本当は来ちゃダメなのに笑)お疲れ様ってみんなに労ってもらった。

赤ちゃんはお洋服着て、ベッド越しだけど私の横に。

この子がお腹にいたんだ…これが私の子なんだ…うわぁ…ちっちゃい…動いてる…ちゃんと生きてる…人間だ…可愛いぃぃ……ってひしひしと実感すると共にだんだんと感動が押し寄せてきた。

 


ほぼほぼ予想通り3550gの女の子。

でもやっぱり赤ちゃんだから、とても小さい。

 


あんなに大きかったお腹は妊娠6ヶ月くらいの大きさにあっという間に縮んでて、あんなに当たり前に感じてた胎動がもう感じられない。

もう一心同体じゃなくなってしまったことがちょっと寂しかったけど、目の前にわが子が存在してることの方が何より不思議でとても幸せに思った。

 


その夜は気分が変にハイになってて体は疲れてるはずなのになかなか寝付けず、赤ちゃんのことをずっと考えてた。出産シーンを何度も思い出してた。やっと会えた赤ちゃん。

命の誕生ってこんなにも激動の中にあるんだ。

そしてそんな中ずっと私の隣で支えてくれてた夫にただただ感謝。私よりも遥かに長時間の戦いに感じられたでしょう。隣にいてくれるだけで本当に心の支えになった。私の中では2人で乗り越えたって感覚がとてもあったよ。

そんなことを考えてた夜。涙腺ガバガバだった。(笑)

 


これから家族3人の新しい生活。

いろんなことがあるだろうけど一緒に楽しく生きて行こうね。と思いました。

 

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おわり。

 

 

娘を産んだ瞬間は世のお母様方全員女神様だと、尊敬したのと同時に、2人目生むとしたら絶対無痛にしようと思いました。

その瞬間は、ですけど(笑)

 

出産の痛みは忘れるといいますが、

痛み自体は確かにもう忘れかけてる気がするけど、死にかけた記憶は残ってるのでやっぱり私は陣痛は怖いです。

 

 

そして今思うことは、夫にも言われたことで最近周りの話を聞いててもなんですが、、、

私は結構痛みに弱い人間なのかなと。

 

そんな気がしてます…(笑)

 

 

 

ただこれも後々いろんな人に聞いたりブログ見た話ですが、

やはり呼吸法は大事らしいです。

痛みが軽減するみたいですね。

私は事前に呼吸法をあまり真面目に勉強しなかったので(何とかなると思ってた)

余計な力が入って自分を追い込んでしまった感じはあります。。

 

2人目の時はちゃんと意識しようかなと思ってはいます。

 

 

ただタイミングやご縁もあり、今無痛分娩が可能な病院に通っているので

2人目の出産は無痛分娩を考えています。

 

 

またその辺は詳しく記事に出来たらいいなと思ってます。

 

 

そんなところで、出産レポ終わりにしたいと思います!

 

上手くまとまってないかもですが、

どなたかの参考になれば嬉しい限りです。

 

 

ここまで読んでくださった方いたら

本当にありがとうございます!

 

 

ではでは〜!